WordPressをインストールするとき、ルート直下ではなく、サブディレクトリーを作成しそのディレクトリー内にインストールすることがほとんどだと思います。
この「mellchile.com」の例で説明すると、私はサブディレクトリー「wp」を作成し、その中にインストールしました。
そのままでは、WordPressで作成したサイトのURLは、「https://mellchile.com/wp」となります。
これをドメイン名(mellchile.com)で表示できるように変更したいと思います。
【手順1】
ダッシュボード(管理画面)の設定 > 一般設定 > 「サイトのアドレス(URL)」に表示させたいURLを入力します。
WordPressのアドレス : https://mellchile.com/wp ←ここは触らない!
サイトのアドレス : https://mellchile.com ←ここを表示させたいURLに書き替える
【手順2】
WordPressをインストールした、ルートディレクトリー内にあるサブディレクトリ「wp」内の「index.php」と「.htaccess」をルートディレクトリ直下にコピーします。あるいは、いったんローカル(ご自分のPC)にコピーし、編集後ルートディレクトリ直下にアップロードします。
WordPressをインストール後パーマリンクを変更していない場合は、WordPressをインストールしたルートディレクトリー内に「.htaccess」はないかもしれません。その場合は、パーマリンクを変更すれば、作成されるはずです。
【手順3】
「index.php」を開き、次のように変更します。
<?php
define(‘WP_USE_THEMES’, true);
require(‘./wp-blog-header.php‘);
?>↓
<?php
define(‘WP_USE_THEMES’, true);
require(‘./wp/wp-blog-header.php‘);
?>
【手順4】
「.htaccess」を編集します。
直接サーバーにアクセスして編集する場合は、パーミッションを書き込み可能「777」に変更して編集します。
その場合、編集した後パーミッションが自動的に元に戻らない場合に備えて、元のパーミッションは覚えておいた方がいいでしょう。
# BEGIN WordPress
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /wp/index.php [L]# END WordPress
↓
# BEGIN WordPress
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]# END WordPress
サーバー上で直接編集を行った場合は、これで正しく表示されるはずです。ローカル(ご自分のPC)にコピーして編集を行った場合は、ルートディレクトリ直下にアップロードしましょう!
さあ、これで「https://mellchile.com」にアクセスすると、WordPressが表示されるかどうかドキドキしながら・・・・エイ!
無事、成功です(^O^)/