Galaxy Note3 ユーザーです。
週初めの昨日(2015年7月21日)、出社して時間もかなり経過しているのに、スマホを見ると、社内の無線ランに接続されていません。
スマホの「設定」-「Wi-Fi」で確認してみると、Wi-Fiネットワーク名の下に「IPアドレスを取得中」と表示されたまま繋がりません。
その後こういうメッセージが表示されました。
「インターネット接続が不安定なため、AP接続を解除」
つまり、「ローカルIPアドレスが取得できませんでしたよ」ということですね。
無線ランルーターのAPモードとRTモード
結論から言うと無線ランルーターの設定の問題です(多分・・・)。
社内の私の机上で使用している無線ランルーターには、APモードとRTモードの切り替えスイッチがあります。
そのスイッチがなぜか「RT」モードになっていました。
先日「ネットワークの品質が向上すると・・・・」で触ったのかもしれません。
RTモードとAPモードの違い
RTとは「ルーター」の略です。
インターネットにつなげたいPCが1台しかなくコードでつなぎたい場合は、モデムと直接つなぎますのでルーターはいりません。
でも、1台ではなく複数のPCをつなぎたい場合、欠かせないのがルーターです。
ルーターの役割は、プロバイダーから提供される1つのIPアドレスをローカルIPアドレスに置き換えてそれぞれのPCに振り分ける役割をしています。
ですから1組織(ネットワーク)に、ルーターは1台とします。
私の場合、机上に無線ランルーターがありますが、会社の入り口にHOMEゲートウェイが設置されています。
HOMEゲートウェイはルーターの役割も担いますので、それ以外にルーターは必要ないのに、この無線ランルーターが「ルーター」として働いていました。
プロバイダーから提供される1つのIPアドレスをローカルIPアドレスに置き換えてそれぞれのPCに振り分ける人が二人もいたら、何の相談もできないのでIPアドレスがぐちゃぐちゃになり、プロバイダーまでアクセスできないPCやスマホがいても不思議ではありません。
そこで、私の机上の無線ランルーターを「RT」モードから「AP」モードに切り替えます。
APとは「アクセスポイント」の略です。
アクセスポイントとは、「基地局」とも呼ばれ、無線で電波を発信している機器、或は場所のことを言います。
ルーター機能をオフにすると、ブリッジモード(アクセスポイントモード)とも呼ばれ、ルーター機能のない無線HUBになります。
私が行ったRTモードからAPモードへの切り替えの動作
まずは難しいことを考えず、切り替えスイッチを「AP」へ切り替えようと思います。
その前に、念のため、LANコードと電源アダプターを本体から抜きます。
切り替えスイッチを「RT」から「AP」に切り替えます。
そして20秒から1分くらい待ちます。
「賢い機器は、直前の設定を覚えている」と私の頭が感じているからです。
20秒から1分くらい待ったら、LANコードと電源アダプターをもとの所に差し込みます。
念のためスマホも電源を切り、20秒待ってから再度電源を入れました。
無事、Wi-Fiに接続されています。
ネットで調べてみると、WANポートからLANポートに差し替えて・・・とか書いてありましたが、WANポートのままでもつながりました。
今回も結果オーライということで・・・!ちゃんちゃん!!