Amazon Photosサービスを検証してみました

WEBツール

Googleフォトに代わるフォトアプリを模索中で、前回「OneDrive」を検証しましたが、今回は「Amazon」を検証してみます。

Amazonプライム会員の特典

私はメインのネットショップにAmazonを使用していますので、使用当初からプライム会員です。

プライム会員の特典として、送料無料のネットショッピングのほかに、私をダメにするPrime Video、どこでも本が読めるKindleを利用してますが、今回Googleフォトの代替としてAmazonPhotosに初めて着目し、改めてAmazonを見直しました。

Amazonプライム会員が追加料金なしで使用できるサービスとして

  • 送料無料ネットショップ
  • Prime Video
  • Amazon Photos
  • Amazon Music

があり、会費(月額600円、年額5,900円(どちらも税込))を支払うことで全てのサービスを使用できることを「特典」としています。

Amazonプライム会員が追加料金なしで使用できるサービス内容は

追加料金なしでプライム会員が使用できるサービスは、機能に少々制限があります。

  • Prime Video(2025年4月8日から広告表示が開始)

    広告なしにするには、390円の広告非表示プランに契約が必要。

  • Amazon Photos(写真のみ容量無制限無圧縮でアップロード可能)

    動画は無制限の対象外。5GBまでの無料ストレージを超える動画をアップするには、ストレージの追加契約が必要。

  • Amazon Music(基本はシャッフル再生のみ)

    prime会員はプレイリスト内の曲を自由に選択できるオンデマンド再生は、2つまで。つまり、プレイリストは2つまで。980円のUnlimited契約をすると無制限で機能充実、ハイレゾ音源にも対応。

iPhoneにAmazon Photosアプリをインストールしてみる

今回はAmazon Photosの検証です。静止画だけでも、容量無制限無圧縮でのアップロード可能は、考える余地があるかもです。

とりあえず、動きを確認のため、iPhoneにアプリをインストールしてみました。

インストール後、まずは自動アップロードの設定をしますが、
「動画」は自動アップロードの設定を外すことができます(つまり、静止画のみアップロード)。これはよかった。

「携帯データの使用」とは「モバイルデータ通信の使用」のようなので、アプリインストール後大量のアップロード写真がある場合(必ずある)、Wi-Fi範囲外に移動しモバイルデータ通信に切り替わるのがこわいので、最初のアップロードが完了するまでは、OFF設定にしました。
もし、続けて使いたい場合は、ONに設定し直すかもしれませんが、この設定は、全て私の都合です。

インストール後の使用感は、他のフォトアプリと変わらず、悪くありません。

ブラウザー版Amazon Photosを確認

ブラウザー版Amazon Photosを開いて確認してみると、TOPページが「写真」です。

サイドバーに「写真」以外いろいろタブがありますが、「フォルダー」タブがあり、それを開いてみます。

既設に「Pictures」「ドキュメント」「ビデオ」「写真」フォルダーがあり、それ以外にフォルダーを何個でも作ることができるようです。また、すべてのフォルダー内の写真が「写真」に表示されます。

試しに、私のPCで整理した写真フォルダーの一つをここにアップロードしてみました。

すると、フォルダー名ごとここにアップロードできました。しかもフォルダー内の写真が「写真」に表示されています。

つまり、PCにフォルダー分けして管理している写真の複数フォルダーをここにアップロードすれば、フォルダーごとの写真をAmazonPhotosでも管理できるということです。

ただし、注意点が一つあります。
ブラウザー版Amazon Photosでは、iPhoneアプリのように「写真」「動画」のアップロード選別ができませんので、フォルダー内に動画が含まれていたら一緒にアップロードされてしまいます。ご注意ください。

ブラウザー版Amazon Photosでの写真アップロードは簡単

写真のアップロードは簡単です。写真あるいはフォルダーを画面にドラッグ アンド ドロップするだけです。

「写真」画面にドラッグ アンド ドロップすると、「フォルダー」-「Pictures」-「Web」に保存されます。

「フォルダー」画面でPCストレージの写真フォルダーをドラッグ アンド ドロップすると、そこにフォルダーごと保存され、フォルダー内の写真が「写真」に追加されます。

iPhoneから自動アップロードされたものは、「フォルダー」-「Pictures」-「iPhone」に保存されています。

※「Web」「iPhone」フォルダーは自動作成されました。

Amazon Photosのメリット

  • 写真の圧縮なしで保存
  • プライム会員は写真の容量無制限
  • アップロード機能のみのため、デバイスの写真を削除してもAmazon Photoでは削除されない

Amazon Photosのデメリット

  • 動画は無制限の範囲外
  • 無料、無制限サービスが続く保証はなし(今までの経験上)
  • 大事なものをクラウドに預けるのは不安

AmazonPhotosの検証結果

前回OneDrive検証時に、「OneDriveの感触は、なかなか良かった」と記載しましたが、Amazon Photosも感触では負けていません。

「OneDrive」も「Amazon Photos」も、フォルダーごとアップロードでき、クラウド上で写真をフォルダー管理できるというのは、GoogleフォトにもiCloudフォトにもない利点です。

「OneDrive」と「Amazon Photos」を比べてみる

どちらも優劣つけ難いので、簡単に比較してみました。

前提条件は「写真、動画を全て一つのフォトアプリで管理する」とします。

容量と料金

  • OneDrive 1TB 年額:21,300円(Microsoft 365 Personal)
  • Amazon Photos 1TB 年額:13,800円 + 5,900円(プライム会員費)

容量の使い道

  • OneDrive:動画、写真、その他ファイルで共有 1TB
  • Amazon Photos:動画 1TB(写真は無料)

フォトアプリのトータル検証結果

「OneDirve」と「Amazon Photos」を比べると、料金も容量も「Amazon Photos」が有意です。
が、MacBookPro、iPad、iPhoneを使用している私とすれば、最終的にはiCloudだけにしたほうがいいのかどうか、迷います。

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